設計は、ゼロホーム「100年住宅」の道しるべ。
長い人生を豊かに過ごすための住まいの理想をカタチにする仕事です。
100年後の街の姿をイメージし、100年続く暮らしをプランニングする。
ゼロホームの設計士たちが描いているのは、100年先まで続く、未来への地図でもあるのです。
設計課 京都担当
西垣 富男
設計課 京都担当
小川 沙弥香
ゼロホームの設計士って、どんな仕事?
西垣
- ゼロホームでは建売住宅と注文住宅の両方を手がけていますが、どちらの担当と明確にわけずに、設計士はどちらにも携わっています。いずれにせよ、まだ見ぬお客様も含めて、お客様の住まいへの夢や理想を、図面という具体的な形にする仕事です。
小川
- ゼロホームは「100年住宅」を掲げていますが、これは街の景色としても100年存在し続けるということですから、単にひとつの家の図面を引くのではなく、街並みとの共生や街づくりという観点でもしっかりと考えて設計することが求められますね。
西垣
- そのためには社会のニーズにしっかりと応えていく必要があります。たとえば、国から示される指導方針や建築基準なども時代に合わせて変化することがありますから、そうした基準をきちんとクリアできる性能の住宅を設計するために、最新の情報や技術を常に学びながら仕事に取り組んでいます。
小川
- また、お客様の声も重要です。特に注文住宅の場合は、お客様がこだわりたい部分も多いので、担当の営業マンやお客様と十分にコミュニケーションをとるようにしています。
ゼロホームで働くことを選んだ理由
西垣
- 私は転職組で、以前は個人の設計事務所で働いていたんです。結婚して家族ができた時に、勤務時間や労働条件など、より安定した環境を求めてゼロホームに入社しました。設計事務所ではマンションなどRCばかりだったので、そろそろ木造住宅がやりたかったというのもありますね。
小川
- 私は新卒入社でゼロホームに就職しました。出身が岐阜県なのですが、京都が好きで京都の大学に入って、そこで建築を学んだので、京都で住宅に携わる仕事がしたいなと思っていたからです。ゼロホームは、当時から街づくりに積極的に取り組んでいて、街づくりに興味のあった私にぴったりの会社だと思いました。
ゼロホームだから実感できた仕事の醍醐味
西垣
- 入社して10年にもなると、ひとつのエリアで自分が建てた家が何十戸もあるという街も出てきていますので、自分が街づくりの一翼を担ったんだと実感することがあります。自分の仕事が目に見える形で街に残るというのは、やはり喜びも大きいですね。
小川
- 私も長岡京市のかなり大きな分譲地を一人で任せてもらった時は、やはり「街をひとつつくった」という手応えがありましたね。しかもそれは、他の会社だと何年もキャリアを積んでからでないと任せてもらえないような大きな仕事なのですが、ゼロホームでは当時まだ3年目くらいの時に任せてもらえたので、とてもうれしかったです。
設計士という立場から見た100年住宅
西垣
- 以前勤めていた設計事務所では、設計だけしていればよかったんです。でも、ゼロホームの場合は、土地を仕入れる営業さんがいて、われわれ設計士がいて、工事部門があり、そしてお客様を長くサポートしていくアフターメンテナンス課もあります。ですから、設計以外のすべての工程のこと、お客様がお住まいになってからのことまでを考えながら設計しないと、「100年住宅」というのは成立しないんです。
小川
- でも、それは難しさであると同時に、やりがいでもありますよね。100年住宅を掲げるゼロホームの設計士が他の企業の設計士といちばん違うのは、設計士も設計やデザインのことだけではなくて、建物の仕様や性能的な分野での知識も持っていないとダメだということ。設計やデザインの知識のみならず、性能やメンテのしやすさなども頭に入れて設計しなければいけません。そのバランス感覚が、ゼロホームの設計士には必要なのです。
若い世代へのメッセージ
西垣
- 今ちょうど、私は若手を指導する立場になっています。それはすなわち、自分も後輩から見られていることでもあるので、人間として成長し、「この人についていきたい」と思ってもらえる人物にならないといけないと考えています。「見て覚えろ」という時代ではないので、社内の同僚や後輩たちとのコミュニケーションを何より大事にして、指導にあたっています。
小川
- 私も同じく若手に教えていく立場なのですが、やり取りの中で、自分ではたどり着けなかった発想やデザインが若い世代から出て来て、「すごいな」と驚かされることが多々あります。「知識」も重要ですが、やはり「意欲」が重要なんです。私たち指導側は、その意欲から生まれるものを大切にしてあげないといけない。やる気さえあれば、きっといい仕事ができる会社だと思います。
西垣
- 私は転職組なので余計に感じるのですが、ゼロホームは社員のやる気にはきっちりと応えてくれる会社です。若い世代にもチャレンジできる機会をつくってくれるのです。ゼロホームの職場環境のいちばんの良さはそこだと思いますね。
設計課で働く社員は現在およそ36人ほど。男女比はちょうど半々くらいで、社内では女性が最も多い部署になります。性別やキャリア、役職にかかわらず、フランクになんでも相談できるフラットな職場です。私の場合、新卒で入社し、結婚して出産もし、育児休暇をまる一年いただきました。本来の定時は18時までなのですが、復帰後もすぐにフルタイムではなく、ひとまず16時までの時短勤務で再スタートさせてもらい、その後は少しずつ様子を見ながら時間を延ばしていって、いまは17時までの時短勤務で働かせてもらっています。ある程度、制度として決まっていることはあるのですが、自分の働きたいペースや個人的な事情などを考慮して、フレキシブルに働き方を選ばせてもらえたのは、私はすごくありがたかったです。また、ゼロホームには在宅勤務の制度もあり、状況に応じて、この制度もたまに利用しています。たとえば、つい最近も子供がインフルエンザにかかり、保育園に預けられないということがあったのですが、その間は自宅で仕事させてもらいました。病気でなくても、午前中に保育園の行事に参加して、午後からそのまま自宅で仕事をするということもあります。先輩の中には、上のお子さんが小学生になって、学童と保育園の両方に迎えに行かないといけなくなったので、その時点から時短勤務に切り替えた人もいます。ゼロホームは、個人の事情に合わせて働き方の選択肢を用意してくれるので、とても心強いです。
キャリアに切れ目ができると、どうしても復帰に時間がかかったり復帰への負担が大きくなったりもします。だからと言って、せっかくのキャリアを捨てるのはあまりにももったいない。その点ゼロホームには、出産や子育てをしながらキャリアを積み上げていける環境が充実しています。そして、それはもちろん女性だけではなく、男性にとっても同じこと。有給休暇が取りやすいことや休むことにポジティブな社風です。これから入社されるみなさんも、そういう制度を上手に使って、長く、自分らしい働き方で、存分に仕事をしてもらえたらと思います。