INTERVIEW 先輩社員インタビュー

冨永 真己

これが私の仕事

住宅診断からリフォームまで総合的にサポートする、住まいのコンサルタント。

永く住めるように住まいの点検をして、不具合や劣化などを判断し修繕のアドバイスをしています。雨漏りなど不具合を追及することは、まるで謎を紐解いていくかのように推理し、検証していきます。これは机上ではわからない現場ならではの楽しさ・やりがいがあります。またお部屋やキッチンなどのリフォーム、コンセントの追加などの改装工事もしています。改装やリフォームはそのお客様が住んでみたからこそ希望される工事ですので、新築時に想像できなかった使いづらさや、もっとこうしたいという確たる希望を叶えられます。時には当社施工ではない古い物件の雨漏りやリフォームなどの相談にも応じています。お客様の数だけリフォームの形があり、不具合も住宅によって違います。一つ一つがオンリーワンの経験ですので日々成長していることを感じられます。
冨永 真己

だからこの仕事が好き!
一番うれしかったことにまつわるエピソード

設計や施工ではわからない、臨床住まい学を追究できるところ。

臨床住まい学なんて言葉はありませんが、私はそのように感じています。臨床心理学や臨床教育学のように、臨床とは実際にやってみる(住んでみる)ことで初めてわかる不具合や次への課題を改善し、より良いものにしていくことです。これは建築の授業では扱わないですし、設計・施工の段階では予想できないことが発生します。アフターメンテナンスが確立されているからこそ追究できるところです。実際に自分が担当した古い他社施工の物件で、雨漏りがひどく大変ご心配されているお客様のお宅を改善したときに、感謝されご安心して頂けたときは素直に嬉しかったです。自分が誰かの役に立っていることを実感した瞬間です。設計・工事のように形には残りませんが、お客様の生の声を「声色や温度」を感じながら聞けるからこそ、本当にやってよかったことが実感できます。
冨永 真己

ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き

アフターメンテナンスの存在価値が他社より断然高かったから。

設計して終わり、工事して終わり、売って終わりではなく、そこをスタートだと捉え、お客様の新生活をスタートから寄り添い、困ったときや相談したいときに気軽に頼める部署がきちんと確立しており、不具合が起こった時には原因追求だけでなく、改善方法や今後に生かすことを設計・工事・営業の皆が協力してやっています。自分の仕事は終わったから知らんぷりではなく、他部署の方も連携し合い、フィードバックからより良い住まいを創造していく姿勢に惹かれました。
冨永 真己

入社後に感じたギャップキャリア

前職の経験もあってか、アフター業務のイメージが変わりました。前職の時は、「アフターメンテナンス=クレーム処理」という印象が強かったですが、当社はお客様からクレームではなく相談されます。かかりつけ医のように気軽に相談でき、さらには改装やリフォーム工事も請けているところにギャップを感じました。クレームを処理するだけでは働いていてもストレスがたまるばかりですが、相談され改善することを会社の方針としているから働いていても改善案を提案したり、こういう不具合が起きるのかと勉強になります。またリフォームをやることで修繕工事だけでなく併せてランクアップ工事を提案できるため、やりがいを持って仕事ができます。

これまでのキャリア

デベコン建設部(6年半)→当社へ転職:カスタマー事業部 アフターサービス課

<前職の仕事>デベコン(デベロッパー&ゼネコン)で高層マンションの現場監督として、工程管理・予算管理・品質管理・安全管理をしていました。

将来の夢

世間一般の世の中におけるアフターメンテナンスの必要性周知と地位向上。私自身、新築を購入せず、築25年の中古住宅に住む予定をしています。新築文化の根強い日本で中古住宅市場を活性化するために、当社のカスタマー事業部 アフターサービス課の可能性を広げ、確かな技術と信頼できる点検で新たな職種の確立を図りたいと思っています。そのためにまず、自分で調べ、勉強し、一つ一つの経験を身に着け、小さなことから提案できるようにしていきたいと思っています。

学生のみなさんへメッセージ

自分を偽らずにありのままの姿を見せてください。

偽物の自分で就職しても偽物の自分で仕事をしなくてはなりません。苦手なことも不得意なことも正直に伝えてください。今の自分に何ができるかではなく、これから何をしたいかが大事です。誰も今のあなたのスペックなんか気にしていません。気にしているのは素直な人間性と未来への向上心です。私は大学4年の2月(卒業1か月前)にリーマンショックの影響で内定していたハウスメーカーが倒産し内定取り消しをされましたが、それでも自分を偽らずに再度就職活動をしました。あの時自分を偽っていたら今の自分はないと思います。

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